potepote diary

考える力を追いかけて。

お金は手段であり目的じゃない。

最近お金を使いすぎている気がする。趣味になりつつある、ポケモンカードやら、デパートや駅にある珍しいおやつをやら。美味しそうで面白そうなおやつも買っている。買うことは悪くないし、買ってから後悔するようなことはないけれど、問題は私がお金をたくさん持っていたいと考えていること。お金は目的ではなく、手段だと多くのお金持ちは言う。お金のために仕事をするではなく、快適な生活を送るためにお金なだけ。意味は分かるけれど、それを履き違えてしまい多くの人が目的と手段と見誤ってしまう。そう、私もそのひとり。となると、私はなぜお金をたくさん持っていたいのか。なぜお金をポケモンカードやおやつに使ってしまうのか。各々の理由や意義を改めて考える必要があるのだろう。

 

まずお金。昔から私はケチだと思う。これは最近気づいたが、私は実は意地が汚い。考えれば考えるほど自己嫌悪に陥るくらい、思い返せば意地が汚い。お土産にもらうおやつは自分の数が多いとお得に感じて嬉しいし、他人より状態の良い見た目の野菜を買いたいと思う。それができないと損と感じ、お得を求めてしまう。そんな自分を振り返った時、ひどく落ち込んだ。テレビで見るスーパーのお買い得セールには、一緒に買い物に来ているお客同士がまるで戦場の敵かのように、かごをぶつけ合いながら目当ての商品を求めていく姿がある。私はそれを心の中で嘲笑していた。なんて意地が汚くて格好が悪いんだろうと。しかし自分と比べた時に、彼女らの方が堂々と自分の利益を追い求めている反面、自分は陰湿なだけ。彼女らの方がよっぽど清々しい。それが良いとか悪いとかの話は置いといて、純粋にそう感じたって話。

 

自分の満足することが分からないままお金を使いつつ、お金貯まらないな〜お金あったらいいのにな〜って思って、目の前のコトにケチになっていたのかもしれない。今日はこれに気づけたからよしとしよう。

 

お金は目的ではなく、手段。どうしてお金があったらいいと思うのか、私はどれくらいお金があったら満足するのか、安心するのか。それをちゃんと自分で知らなきゃだめなんだろうな。当たり前のことに気づくって案外難しいのかもしれないね。